線路技術
エンジニアリング

軌道構造の設計
分岐器
長年蓄積してきた技術・技能を生かし、鉄道各社のニーズに合わせた設計や提案を行っています。

直結軌道
省力化のための直結軌道の構造設計を行っています。直結軌道にはバラストレス(砕石を用いない)な、スラブ軌道、弾性まくらぎ直結軌道、合成まくらぎ直結軌道等があります。

その他
国内外問わず、保守量の削減・軽減のために線路線形の改良や軌道材料の改良などの設計を行っています。また、本線や側線、車両基地などの配線変更・延伸の検討や設計も行っています。
軌道の測定・評価・解析
騒音・振動
鉄道車両が走行する際に生じる騒音や振動を測定し、評価を行っています。

輪重・横圧
車両の車輪とレールが接触する際に生じる応力(輪重・横圧)の測定を行っています。測定データは、脱線係数(車両が脱線しない安全の評価目安値)の算出や列車の輪重バランスの算出など、安全性の評価も行っています。

部材応力・変位
列車の速度向上(スピードアップ)に伴う安全性の確認や新たな軌道材料の導入による効果の確認のための部材応力や変位などを測定し、評価を行っています。

設計・解析
新設線の各種軌道設計及び既設線の軌道改良設計、軌道部材の設計を行っております。また、車両走行時の軌道の動的応答解析(応力・変位・加速度等)やロングレール軸力解析(橋上・分岐器介在ロング)等の軌道構造の解析・評価を行っています。

鉄道軌道
コンサルティング
鉄道建設・改良工事・メンテナンス
国内外問わず鉄道事業者が抱えている軌道に関する問題・課題に対して長年蓄積してきた技術・技能を生かし、軌道構造や線路保守方法の改善提案、研修・実技の指導など、様々なコンサルティング業務を行っています。

技術開発
メンテナンス
鉄道事業者のニーズ及び課題に対して、新しい工法を開発し、性能評価等を行い提案しています。

計測・測定機器
鉄道事業者のニーズに応じた計測・測定機器の開発・提案を行っています。

社員紹介

小松 久志
エンジニアリング事業部 (2007年入社)
私は、軌道の設計や応力測定業務に携わっています。お客さまが何を求めているかよく理解した上で軌道を設計します。また、列車のスピードアップに伴う安全性の確認や研究開発に必要な基礎データの取得のために応力測定等を行っています。軌道の設計や応力測定は、列車の安全性に直結するものであり、非常にやりがいのある仕事です。